数ある職種の中でも、医療系は少し転職活動の立ち回り方が変わってきます。
例えば医師や看護師が履歴書を書く際にも、一般的な履歴書の書き方とは違う部分があります。
そこで今回は、医療業界の中でも特に転職が多いと言われる看護師の履歴書の書き方についてフォーカスしてみたいと思います。

履歴書を書く際、通常は「貴社」と書きますが、看護師の場合は就職先に病院が多いので貴院と書きます。
またクリニックの場合は病院と同じで貴院と書きますが、両方共運営母体が株式会社の場合は貴社となります。

資格については看護師免許・准看護士免許等看護の現場で役立つ、又は必要な資格であれば資格欄への記入は必要です。
これ以外にも医療・福祉関係の免許を所持していると、それが大きなPRポイントになったりします。

肝心な志望動機についてですが、総合病院・専門性の高い病院・訪問看護ステーション等の施設によって異なる動機が必要となります。

例えば認知症に関する検査や治療に特化した病院であれば、認知症についての関心が高く、認知症関連の経験を積みキャリアアップに繋げたい、といった内容を書くことになります。

訪問看護ステーションに勤務する場合は、家族の介護を行っていくなかで在宅医療や介護に深く関心を持ち、沢山の高齢者とコミュニケーションを取りながらケアに取り組みたい、などと書く例もあります。

看護師として採用担当者の目を引く履歴書を書く為には、それぞれの施設の特徴を捉えたり自分の実体験を元にした内容を考えるのがポイントです。また、これまでに経験してきたことに結び付けたり、どんな看護サービスを提供したいかを記入するとより採用の可能性が上がります。
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